玉前神社地図
写真はK.I氏ご提供
本殿 | 拝殿 | 鳥居 |
祭神 玉依姫命 延喜式名神大社 上総一の宮 |
||
社殿は、本殿・幣殿・拝殿が結合した権現つくりで、石玉垣の上に建つ。 貞享4年(1687)に造営された本殿は、銅板葺黒漆塗の建物である。 |
||
上総一の宮とされ、治承4年(1180)に上総介広常が甲一領を献納し武運長久を祈願。また、養和2年(1180)には源頼朝が妻政子の安産祈願のため の奉幣を行っている。 |
手水舎 | 神楽殿 | 御神輿 | |
鎌倉時代には上総一の宮としての格式を保っており、北条氏、里見氏の天正の変で罹災し、天正10年(1582)里見義頼により再建されたと伝える。 現在の建物は、江戸中期の貞亨4年(1687)に建てられた。 本殿は、桁行3間、梁間2間の入母屋造りである。拝殿は、桁行5間、梁間2間の入母屋造りで、正面に向唐破風を付ける。幣殿は、本殿と拝殿をつなぐ建物で、桁行4間、梁間1間の規模である。全体が複合社殿(権現造)となっており、屋根は現在に見られるような銅板葺きに改められている。 |
イヌマキの群生 | なんじゃもんじゃ |
神木 いす 「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれるまんさく科いす樹で、常緑で花も実も付ける。 古来当社の御神木として崇められてきた。 モンゼンイスアブラムシが葉や茎に土で袋状の巣を作り、虫が飛び出した空き殻は 昔の子供達の笛として遊ばれた。 |
摂社 招魂殿 | 摂社 三峰神社 | 摂社 十二神社 |
招魂殿 大正12年建立。日清・日露戦争以降第二次世界大戦までの一ノ宮出身325柱の 戦没者をお祀りしている。 |